あくあゆ日記

浄土真宗の聞法をする一般人の日常

本当の親

阿弥陀様は私の本当の親だと言われます。 この世の親のことを本当の親だと思っていても、阿弥陀様が本当の親だとは思えないのが私です。 しかし、ものごころついた時から親だったというだけで、この世の親が本当の親だということを私が確認したことはありま…

水曜ナイツ

私が聞法させて頂いているアミダサンガ18では、月2回ズームを使った御法話会の他に、毎週水曜日の21時から水曜ナイツがあります。 これはズームで参加出来るフリートークの場で、どの時間から参加しても退出しても自由です。顔出しして会話に参加するも良し…

年末年始のできごとに思うこと

2023年大晦日、私達家族は妻の実家に帰省をしました。 毎年の恒例行事ですが、いつもとは違うことがいくつかありました。 私達家族は静岡住まいで、妻の実家は埼玉にあります。途中東京にある私の母のお墓参りをしていくのですが、来年は十三回忌ということ…

水曜ナイツ

私が聞法させて頂いているアミダサンガ18では、月2回ズームを使った御法話会の他に、毎週水曜日の21時から水曜ナイツがあります。 これはズームで参加出来るフリートークの場で、どの時間から参加しても退出しても自由です。顔出しして会話に参加するも良し…

合宿を終えてからしばらく経って

合宿を終えてから1週間以上経過しました。 合宿を終えてしばらくはテンションがあがるので、頭の中を仏法が占めている割合が多くなり、お念仏も良く出る日々が続きます。でも、1週間くらい経つとだいたい普通のテンションに戻って、お念仏を忘れがちな毎日に…

日本一大きい湖のほとりで合宿を終えて

2泊3日の合宿は無事に終了して、日常生活に戻りました。今朝はふんわりとした気だるさが残っていましたが、それも薄れてきました。 ただ、合宿で過ごした濃厚な時間が仕事をしている時に何度も反芻されていました。頭の中で繰り返される感じですね。 最終日…

日本一大きい湖のほとりで合宿

テントサウナで整ったあと、ビール片手に湖畔でくつろいでいます。 レジャーではないですよ。アミダサンガ18の秋の合宿です。9月22日金曜日から24日日曜日までの2泊3日のスケジュールで、現在は2日目の夕方です。 私は初日の夕方からの参加です。 初日の御法…

法話会「Yさんの体験記」

昨日はズームを使った法話会がありました。 ズーム法話会の流れとして、一週間ほど前に、Yさんの体験記と、光雲先生とYさんのご示談動画が発表されました。体験記を読んだりご示談動画を視聴してから、各自グループの掲示板に感想や質問などを書き込んでいき…

念仏か信心か?

久しぶりの更新です。 正しい浄土真宗の教えを聞いていくと、S会で学んだ教えとの違いが分かってくるようになります。 何よりも大きな違いは、S会では積極的にお念仏を称えることをすすめないところでしょう。法話会の最初と最後に称えるくらいです。 お念…

現在の私の心境

私の現在の心境について書いてみたいと思います。 南無阿弥陀仏を称えている私は極楽浄土に生まれて仏に成ると聞いているのか? 恥ずかしがっても仕方が無いので正直に言いますが、実はよくわかっていません。 自分の思いを横に置いて阿弥陀様の仰っているこ…

アミダサンガ18の現在の活動

聞法グループで私がどのような聞法をしていったのか、詳しくは「あくあゆの浄土真宗聞法体験記」に書いてありますので、興味のある方はぜひ読んで下さい。これからのことは徐々に書いていきたいと思います 。 久保光雲先生が立ち上げた聞法グループは法人化…

聞法する上で大切なこと

光雲先生の聞法グループで、聞く以上に自分の思いを出していくことが大切なことだと教わりました。先生は「思いを放す」と表現しています。思いを放すことでこんがらがった心の糸がほぐれていきますし、コップ一杯になっているの自分の思いを放すことで、仏…

ズームを活用した聞法グループ

私が光雲先生に誘われて入った聞法グループの紹介をします。グループ名は「光雲な聞法グループ」です。 (現在は法人化にともない「アミダサンガ18」に変わりました。) ズームというミーティング用のソフトを使って行なう月2回のご法話会が活動のメインになり…

久保光雲先生からのお誘い

前に少し書きましたが、龍雲先生はご夫婦でブラジルに行かれ、布教活動をされていました。(現在は日本に戻られています)龍雲先生の奥様は久保光雲というお名前です。 光雲先生は書籍「光雲な毎日」を出版されている他にも、ユーチューブでとてもたくさんの…

聞法道場での獲信

以前にも少し書きましたが、聞法道場が始まってしばらくすると、参加している方に信心を獲たと思われる方が何人か出てきました。そのことに私はとても驚きました。龍雲先生は遠く離れたブラジルにいて、やり取りは文章だけ。直接ご法話を聴聞しなくても信心…

無条件の救いと聞法のループ

聞法のワークに取り組んでいると、様々な不審が出てきます。 「仏願の生起本末は物語を聞いているようでとても本当の事とは思えない」 「いくら聞いても疑いの心が無くならない」 「阿弥陀仏がいるとは到底思えない」 「信心獲得出来る気がしない」 「お念仏…

聞法道場でのワーク

仏教では口で言ったこと、体で行ったことはもちろん、心で思った悪いことも悪業としてカウントされます。また、全ての生きとし生けるものの生命は平等だと考えますので、魚や肉を食べることと人間を殺すことは同じ殺生罪となります。「アイツ、殺してやる!…

聞法道場で話し合ったこと

聞法道場ではどんなことを話し合ったのでしょう。 いろいろなテーマがありましたが、仏願の生起本末について話し合った印象が一番強いです。繰り返し何度も、深く話し合っていきました。S会ではとにかく真剣な聴聞を勧められましたが、何を真剣に聞き求める…

聞法道場に参加する

久保龍雲さんは、当時奥様の久保光雲さんとブラジルのお寺で布教活動をされていました。日本の反対側の国ですから当然お会いすることはできません。その上にコロナ禍で人と会って話を聞くことが困難な時期でしたが、ブラジルの人達はもちろん、何とか日本に…

カルトから抜け出すきっかけを作ろう

ここまで書いてきて、自分なりに思うところが出てきたので書いておきたいと思います。 S会に在籍して長い間聴聞されている方で、お布施も頑張ってしている、聴聞もしている、ビデオや書籍も購入して拝読しているのに何で信心決定できないのだろう?と思って…

ようやく訪れた転機

S会の教えから抜け出せないまま子供達と勤行をする日々は、数年続きました。しかし、転機は突然訪れました。 ある日ツイッターで新しい方からフォローされているのに気付きました。久保龍雲という方で西本願寺の僧侶をされている方です。 え、なんで浄土真…

娘が仏法に興味を持つ

そして朝晩の勤行と、晩の勤行のあとS会の書籍を読むのが日課になりました。 勤行は奥の寝室で一人でしていたのですが、ある日当時小学生の娘が私に尋ねました。 娘「お父さんは毎日何をしているの?」 私「勤行と言って、仏様の前で仏教─浄土真宗の教えを…

聞法を再開した?

浄土真宗の教えから遠ざかって四半世紀、ようやく聞法を再開する決心をしました。 とはいえ、S会に戻って聞法するのは絶対嫌でした。逃げ出した後ろめたさもあるし、もうあんな辛い思いはしたくない…思いのほかトラウマは深かったようです。 かといって、S…

法然と親鸞展

2011年、震災のあった年に転機が訪れました。 新聞に「法然と親鸞展」の広告を頻繁に見かけるようになりました。東京国立博物館で秋から開催とあります。来迎図やゆかりの名宝が集まるということで、何故かとても行ってみたい思いが強くなりました。 妻に聞…

仏法から遠ざかる日々

翌年から大学の同級生と小さな劇団を立ち上げ、年に2回程度公演をするようになりました。お芝居をすることはとても楽しく充実していましたが、やはりこれも壊れてしまう幸福なんだなと、どこかで冷めている自分を感じていました。また、必ず無間地獄に堕ち…

S会を辞めてから

S会の集まりに顔を出さなくなってからすぐに先輩や同期の仲間がアパートにやってきましたが、私は居留守を使って顔を出しませんでした。 何度かアパートにやってきましたが、大家さんに「宗教団体の勧誘がひどくて困っている」と言ったところ、大家さんの方…

S会を辞める決心

私は大学に入ったらお芝居がしたいと思っていました。最初先輩に勧誘された時は「お芝居は人生の目的を達成してからやればいいじゃないか。まずは人生の目的を達成しよう!」と言われていたので、それもそうだなと思っていたのですが、この調子では何年求め…

信心獲得できるの?

熱心に求道する毎日が続きましたが、いつからか感じていた疑問がだんだんと大きくなっていました。 「このまま聴聞を続けても、本当に信心獲得出来るのだろうか?」 私は、S会に入ってからT会長先生以外に信心獲得したという人を一人も見たことが無いので…

S会での活動

週末は必ずと言っていいほど法話がありました。それも富山や岐阜、滋賀など、東京からは遠い場所がほとんどです。北海道に行ったこともあります。 交通費もかさむので何とか行く回数を減らしたかったのですが、先輩に話すと、強く説得され結局参加することに…

信心獲得と無間地獄

S会の法話では、主に以下のようなことが話された。 (一見すると正しいように思えてしまいますが、正しい浄土真宗の教えとは違うのでご注意ください) ――――――――――――――― 幸福には相対の幸福と絶対の幸福がある。人生の目的は死によっても崩れることが無い絶…