あくあゆ日記

浄土真宗の聞法をする一般人の日常

S会

法話会「Yさんの体験記」

昨日はズームを使った法話会がありました。 ズーム法話会の流れとして、一週間ほど前に、Yさんの体験記と、光雲先生とYさんのご示談動画が発表されました。体験記を読んだりご示談動画を視聴してから、各自グループの掲示板に感想や質問などを書き込んでいき…

久保光雲先生からのお誘い

前に少し書きましたが、龍雲先生はご夫婦でブラジルに行かれ、布教活動をされていました。(現在は日本に戻られています)龍雲先生の奥様は久保光雲というお名前です。 光雲先生は書籍「光雲な毎日」を出版されている他にも、ユーチューブでとてもたくさんの…

聞法道場で話し合ったこと

聞法道場ではどんなことを話し合ったのでしょう。 いろいろなテーマがありましたが、仏願の生起本末について話し合った印象が一番強いです。繰り返し何度も、深く話し合っていきました。S会ではとにかく真剣な聴聞を勧められましたが、何を真剣に聞き求める…

聞法道場に参加する

久保龍雲さんは、当時奥様の久保光雲さんとブラジルのお寺で布教活動をされていました。日本の反対側の国ですから当然お会いすることはできません。その上にコロナ禍で人と会って話を聞くことが困難な時期でしたが、ブラジルの人達はもちろん、何とか日本に…

カルトから抜け出すきっかけを作ろう

ここまで書いてきて、自分なりに思うところが出てきたので書いておきたいと思います。 S会に在籍して長い間聴聞されている方で、お布施も頑張ってしている、聴聞もしている、ビデオや書籍も購入して拝読しているのに何で信心決定できないのだろう?と思って…

ようやく訪れた転機

S会の教えから抜け出せないまま子供達と勤行をする日々は、数年続きました。しかし、転機は突然訪れました。 ある日ツイッターで新しい方からフォローされているのに気付きました。久保龍雲という方で西本願寺の僧侶をされている方です。 え、なんで浄土真…

娘が仏法に興味を持つ

そして朝晩の勤行と、晩の勤行のあとS会の書籍を読むのが日課になりました。 勤行は奥の寝室で一人でしていたのですが、ある日当時小学生の娘が私に尋ねました。 娘「お父さんは毎日何をしているの?」 私「勤行と言って、仏様の前で仏教─浄土真宗の教えを…

聞法を再開した?

浄土真宗の教えから遠ざかって四半世紀、ようやく聞法を再開する決心をしました。 とはいえ、S会に戻って聞法するのは絶対嫌でした。逃げ出した後ろめたさもあるし、もうあんな辛い思いはしたくない…思いのほかトラウマは深かったようです。 かといって、S…

法然と親鸞展

2011年、震災のあった年に転機が訪れました。 新聞に「法然と親鸞展」の広告を頻繁に見かけるようになりました。東京国立博物館で秋から開催とあります。来迎図やゆかりの名宝が集まるということで、何故かとても行ってみたい思いが強くなりました。 妻に聞…

仏法から遠ざかる日々

翌年から大学の同級生と小さな劇団を立ち上げ、年に2回程度公演をするようになりました。お芝居をすることはとても楽しく充実していましたが、やはりこれも壊れてしまう幸福なんだなと、どこかで冷めている自分を感じていました。また、必ず無間地獄に堕ち…

S会を辞めてから

S会の集まりに顔を出さなくなってからすぐに先輩や同期の仲間がアパートにやってきましたが、私は居留守を使って顔を出しませんでした。 何度かアパートにやってきましたが、大家さんに「宗教団体の勧誘がひどくて困っている」と言ったところ、大家さんの方…

S会を辞める決心

私は大学に入ったらお芝居がしたいと思っていました。最初先輩に勧誘された時は「お芝居は人生の目的を達成してからやればいいじゃないか。まずは人生の目的を達成しよう!」と言われていたので、それもそうだなと思っていたのですが、この調子では何年求め…

信心獲得できるの?

熱心に求道する毎日が続きましたが、いつからか感じていた疑問がだんだんと大きくなっていました。 「このまま聴聞を続けても、本当に信心獲得出来るのだろうか?」 私は、S会に入ってからT会長先生以外に信心獲得したという人を一人も見たことが無いので…

S会での活動

週末は必ずと言っていいほど法話がありました。それも富山や岐阜、滋賀など、東京からは遠い場所がほとんどです。北海道に行ったこともあります。 交通費もかさむので何とか行く回数を減らしたかったのですが、先輩に話すと、強く説得され結局参加することに…

信心獲得と無間地獄

S会の法話では、主に以下のようなことが話された。 (一見すると正しいように思えてしまいますが、正しい浄土真宗の教えとは違うのでご注意ください) ――――――――――――――― 幸福には相対の幸福と絶対の幸福がある。人生の目的は死によっても崩れることが無い絶…

S会春の合宿

春の合宿ではひたすら法話を聴聞することになる訳だが、とにかく細かい所に厳しい。 活動時はスーツ着用、時間厳守、脱いだ靴をしっかり揃える、トイレットペーパーは使用後三角に折る…今まで優しかった先輩達もうってかわって厳しくなった。とにかく細かい…

S会への入会

ここまで話が進むと、今まで部屋の隅でカバーをかけてあった仏壇が登場する。リーダーの先輩はS会講師であることを明かし、講義は法話になり、仏壇の前で行われるようになる。 人生の目的を考えるサークルは、S会学生部〇〇支部という正式名で呼ばれるよう…

文学から哲学、そして宗教へ

私は毎日のようにサークルに参加して、リーダーの先輩(S会の講師だと後で知ることになります)の話を聞きました。 ―――――――――――――――――― 一度手に入れればもう崩れることがない幸福、死によってさえも壊れることがないのが絶対の幸福。 私達は壊れてしまう幸…

相対の幸福と絶対の幸福

私が大学でやりたいことはお芝居でした。それが私の人生の目標だと思っていました。 しかし、私を勧誘した先輩(仮にA先輩とします)は、お芝居、スポーツ、芸術、仕事、財産、家庭、趣味など、私たちが人生の目標だと思っているものは必ず崩れ去るもの、相…

S会に勧誘される

希望大学に合格して意気揚々と学校付近の街を歩いていると、学生らしき人から声をかけられました。 「人生の目的は何だと思いますか?」突然の問いかけに戸惑いながらも、大学に入れたうれしさで警戒心がゆるんでいた私は正直に考えて答えました。 「私はお…