あくあゆ日記

浄土真宗の聞法をする一般人の日常

聞法道場での獲信

以前にも少し書きましたが、聞法道場が始まってしばらくすると、参加している方に信心を獲たと思われる方が何人か出てきました。そのことに私はとても驚きました。龍雲先生は遠く離れたブラジルにいて、やり取りは文章だけ。直接ご法話聴聞しなくても信心獲得出来るなんてことは、思いもしないことでした。

 

でもこれは理にかなっているのかもしれない、私はそう思い直しました。

 

ただ漠然と聴聞するよりも、テーマを決めて文章でのやり取りをじっくりする方が内容がはるかに濃いはずです。ご法話聴聞しに行っても、時間の関係でたくさんの質問をするのは難しいですし、そもそもその場で聞いたことにすぐ質問出来る人も少ないでしょう。じっくり考えてやり取り出来る文章は、ある意味とても効率的なのです。

 

「自分にはとてもそうは思えないけど、そういう本願なんだな」相変わらず引っかかりは残っていて、それを押し殺したような思いはありましたが、私は聞法道場でのやり取りに積極的に参加していました。